この市場における問題点って何だと思う?
こんにちは。
元気100%のやぎです。
先日は奥多摩の方で今後組んでいこうということで下見してきました^^
やっぱり自然の中はいいなあ。
森林の中で行う五感セラピーを体感してきました。
さてここからは前回二回にわたり書かせていただいた過去編に伴って、私が思っている事について発信していきます。現実での問題点やこういう風になればいいのにという未来ベースの話、そして目指す世界について。
またまた長くなってしまいましたが、ゆっくり読み進めていただけると嬉しいです^^
この市場における問題
これを読まれているみなさんも少し考えてみていただきたい。
むしろ同じ地球にいる人間として、一緒に考えてつくっていきたい。
なぜこんなにも後継者も従事者も少ないのか。
なぜ多くの人は環境問題に関心がないのか。
環境は日々破壊され気候変動も進む一方です、
沢山の問題点が散らばっていると思いますが、私たちが関わる環境や動物保全における市場での一番多きな(根本的な)問題点。
何だとおもいますか???
※あくまでこれは持論です。
私の大学4年間で思ったことであり今でも常に問いかけている部分です。
私が思う問題はこれ。
①夢を実現できる人が少ない
②市場自体にお金がない
大学4年間考え続けた結果、私はこの二つが大きいのではないかと思ってます。
①夢を実現できる人が少ない
あなたの周りに環境系で夢や何か目的意識や問題意識を持って、その職業に就いた先輩や同期っていますか?
ちなみに私の周りには殆どいない笑
(あ、友達が少なかったからそもそもの母体数が違いそう笑)
レンジャーになりたい、樹木医になりたい、獣医になりたい、飼育員になりたい、研究者になりたい、海外で彼らを守る活動をしたい等、私は今まで様々な夢を持つ学生に出会ってきた。
色んな共存のカタチがあって職業によって出来ることも変わってくる。
でも、職業は夢ではなく手段。
手段を夢として掲げるのではなく、達成したい目標である”ビジョン”を夢として掲げてほしい。職業や仕事という枠に縛られないでほしい。
そう、いつも思っています。
ではなぜ夢を実現できる人が少ないのだろうか、
→私が思う原因
・夢を追い求められる環境がない
・手段が目的となっている
・知識・経験などの情報不足
・実現方法が分からない
そう。
この業界において低賃金で重労働で安定していないというレッテルが強すぎるし、ちゃんとしたロールモデルとなる人(この人になりたいという対象)の人数が圧倒的に少ないことだと推測できる。
つまり自分がどういう風になるかというビジョンが描けないし描けても安定してなくて良くなさそうに見える。大きな夢やビジョンを話せる仲間や環境がない部分から改善しなければいけないと思った。
先日会った学生だと国際系の学科なので環境系を深く専攻していないからとか、動物や自然環境について全然詳しくないのでって言って自分のことを卑下していて。
どうしても専門性が高い分野だから、なにか将来的に使えるような資格や免許(獣医師免許・狩猟免許等)や英語が堪能でなければいけない等の知識や経験を求めがち。かつ典型的なコネ社会なので、いい面のみならず情報が回りずらく閉鎖的という悪い面まで出てきてしまっている。
環境問題は個の意識から変えるものであって、各々が強みを活かしアプローチしたい方から関わることで一層大きく世界平和へと繋がる。なので専門性がいくら低くても私は全然問題ないと思っているの。
自然を守りたいって動物を守りたいって想う人が一人でも多く羽ばたいてほしい。
自分が描いた大きな夢を最後まで諦めないで達成してほしい。
だから、大学在学中にTier Pflanze(TP)とハクチョウPJ(ハクプロ)をつくった。
(ハクチョウPJは今はお休み中で8月は個別で受け付けています。)
(9月正式にリニューアルスタートです^^)
(仲良しのデザイナーの女の子から作ってもらったTPのロゴ❤)
ハクプロで得られるバリューは知識と経験と実現力。
自分がぼんやり思う夢ややりたいビジョンを人との対話や交流を通して鮮明にしていく場と生涯を共にできる仲間の提供を目的としていて。今まで培った知識全てと様々な界隈の方と繋がってきた人脈、そしてそれを叶えるために自己分析と人生設計をやりながら自分の人生におけるための実現力をつける。
皆が描く小さな「共存」が集まって大きな「共存」になる。
そして循環して世の中をもっと豊かに幸せにすることができる。
それでもまだまだここに対しても改善点がたくさんあるので、ここからまた作り替えてくんだけれどもね。
②市場自体にお金がない
これも問題だと常に感じている。
TPメンバーにいる動物園の飼育員として働いている女の子と話していた時に、今の動物園の園長が動物学を学んでいない公務員だって話を聞いて、やっぱりそうだよなって改めて思った。
別にこの園長を責めるわけではなくて、動物学専攻の大学を出た人なのは大前提で、それに加えて動物園という会社を経営するわけだから経営も学んでいる人に任せたいよねという話。
全然適材適所じゃない。
その公務員自体もパッションそこまでもないだろうし、動物の知識も経営の勉強もしている青柳がやった方が圧倒的に良くないかな笑(図々しい)
ここに対する原因はこれかな。
→私が思う原因
経営や経済の知識を持った人が少ない
市場自体がブルーオーシャン
お金の動かし方が分かる人がいない
経営や経済を結び付けて考えられない
市場自体にお金がないというのは市場規模の話で。
この市場自体が狭い中でお金を回しているし、他の市場と組まずお金を引っ張れる能力がないからだと思っていて。これが従業員だけかと思ったら全体的にその能力に対しての知識が疎い傾向にある(図々しくてすみません、)
つまりその力って経営力(経営戦略・ファイナンス・PR・マーケティング)だと思ってる。
★経営戦略:作戦を練る力
★ファイナンス:黒字を出す力
★PR(Public Relation):情報や意見をお互いに受け入れる力
★マーケティング:相手のニーズを知る力
よく、従業員と経営者の視点は違うって話をされることがあるけど。基本的に経営力っていうのはマネージャー層、経営者層が持っている知識なので、普通に大学に出て就職したら必要なことはない。
自ら思考し行動する人、自分がやりたい事やこの社会について常に疑問を持ちつづけることができる人、社会に新しい価値を生み出すことができる人にはとても必要な知識。
お金の動きや仕組みを知っている人材になってほしい、つまり経営力のある人材になってほしい。出来ることはまだまだ限られているけどこの市場において経営の知識を持っている学生は本当に希少性が高いと思う。
多分、小学校中学校高校という日本教育で培われているんだろう。自分で思考する能力が長けないのも良い高校良い大学良い企業を目指そうとするのも。私も社会のレールから外れた人間だけど、引かれたレールにただ乗るだけ感、わざと描かせないようにしている感じが見ていてとても嫌い。
皆と同じじゃなきゃいけないとか意味わからない。
人それぞれの価値観はあるけど安心するために職に就くんじゃない。
私もまだまだだけど、この市場には価値を生み出せる人間が、お金を循環できる人間が必要だと日々痛感している。だからこの市場が成長しずらい、大きくなりづらい。
よく、想いが強くて経営の知識を使える人が100人いたら、ソーシャルビジネスとして世の中に活躍していたら、どんなに多くの命を助けられるのだろうって考える。もちろん100人では足りないんだけどね。
動物園に対して顧客に学びが与えられる看板を設置できたら、都会の緑を増やせたら、遠くに住んでいるオラウータンが住めるように保護区を設置できたら、農家が今よりも豊かな暮らしが送れたら、東京都内関東近辺にマイボトル用の給水機が設置されたら(今一番欲しい)。
まだまだビジネスとして参入していない市場が多い分、新しい製品やサービスを生み出すことができるチャンスがある。
ボランティアではなくしっかり社会に良い事をしている人が豊かになり社会をつくりたい。
この業界にある低賃金で重労働で安定していないというレッテルを払拭したい。
この市場にロールモデルが足りないなら私がファーストペンギンになってビジネスとしてこの世の中を豊かにしたい。
だから私はビジネスと人材育成に力を入れたいと思う。
この想いは色んな学生と話して、夢を諦める学生をこの目で見てきてさらに思う。
なのでこの問題を解決するためのサービスや製品から作っていかなければね。
現ハクプロでもまだまだ弱いのでもっと強化していかないと。
これ以外に感じる問題点ってあるのかな。
あれば教えてほしい。一緒にこの世界を良くしていこう。
そろそろ未来の話をしようかな。
やぎ